

☆朗読で遊ぼう~台詞のキャッチボール☆
先日新宿漱石山房記念館にて、 『朗読で遊ぼう〜台詞のキャッチボール』としてワークショップの講師をしてまいりました。 前半はウォーミングアップで身体をほぐし、後半は夏目漱石の『こころ』を抜粋したテキストで、2人1組の芝居をしていきました。 ・先生と書生 ・奥さんと書生 2つのシーンからお好きな方を選んでいただきましたが、最初はお互いが客席正面を向いた状態での演技。2回目は、お互い向き合って少し動きの演出をつけた演技をしました。 先生役は、かっこいい方、落ち着いて柔らかい方、クールに見えて内面に熱い炎を持った方がいたり、奥さん役は、チャーミングな方が多く、大人の色気たっぷりの奥さんを演じてくださった方もいました。 空間や相手を意識する事で、台詞を『ただ読む』だけから、自分の心と結びついた状態で少しずつ『語る』に変わっていきました。 このワークショップを機に、朗読する際の読み方の幅が少しでも広がれば幸いです。 ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。